【セミナー実施報告】伝統芸能観光コンテンツ活用伝統芸能 組踊漫才の巻

 沖縄県と(公財)沖縄県文化振興会では、6月25日(火)にセミナー「令和6年度文化資源を活用した沖縄観光の魅力アップ支援事業 伝統芸能観光コンテンツ活用 伝統芸能 組踊漫才の巻」を開催しました。
 会場には観光を学ばれている学生さんをはじめ、旅行社、観光事業者、伝統芸能団体、文化団体、実演家のみなさまを中心に様々な業種のみなさまにご参加いただきました。

 オープニングでは、組踊立方の嘉数道彦先生(沖縄県立芸術大学音楽学部 琉球芸能専攻 准教授)とお笑いコンビオリオンリーグ(よしもと沖縄)による「組踊漫才」を披露し、敷居が高いと思われがちな組踊の所作を面白、おかしく披露していただき会場は、お客様の笑い声に包まれていました。
 第1部の観光庁日本版持続可能な観光ガイドラインアドバイザーの高山傑(たかやま まさる)先生による講演「持続可能な地域資源の活用」では、環境に配慮した文化資源の活用、観光を通し町づくりに貢献する目的などについてお話しいただきました。

 第2部のパネルディスカッション「観光における文化資源の活用について」では、ご覧の通り県内の観光分野で活躍されている豪華登壇者をお迎えして闊達な意見交換が行われました。

 【登壇者】高山傑氏、上地恵龍氏(沖縄キリスト教学院大学副学長)、糸澤幸子(沖縄キリスト教学院大学 准教授)、東江優(株式会社セルリアンブルー 取締役営業部長) ※順不同

 ご参加のみなさまからも、「観光において、地域の人の生活を守ることが大事だと思った。」、「何のために観光として活用するのかを最初に考え位置づけることが大切だと学んだ。」という声が寄せられました。


 セミナーの様子はOTVさんのニュースでも取り上げていただきました。
 https://www.youtube.com/watch?v=TMcvokmIoaw

 沖縄県文化振興会では今後も、セミナーや交流会などを開催する予定です。
 また今回司会と組踊漫才で会場を盛り上げてくださった嘉数先生とオリオンリーグによる組踊漫才「執心鐘入編」が開催されます。

 今回のセミナーに参加出来なくて見られなかったみなさま、または今回のセミナーに参加されて、「また見たい!」と思われたみなさま是非行かれてみてはいかがでしょうか。